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ピラティスって痩せるの?しなやかに引き締まるその根拠を解説。

ダイエット

近頃、よく目にするピラティス。
有名人のしなやかな曲線美に見惚れつつ、「ヨガならやったことはあるけど、実際ピラティスはやったことがないので、その効果はいかほど?」という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

特に、リフォーマー、タワー、チェア等のピラティス専用器具を使ったこともないし、「きついのか、心地よいのか」「そもそもストレッチをするものなのか、筋力トレーニングをするものなのか」
得体の知れない感覚からその変化や効果をイメージしづらいのも本音かと思います。

そこで本日は、ピラティスの痩せ効果とは一体?他にはない「しなやかに引き締まる」その効果を解説して行こうと思います。

結論、痩せると書いてしまっているようなものなんですけどね。

目次

まずピラティスを知る

近頃、似た投稿が続いているのでここは以下のページをご覧いただけたらと思います。
「ピラティスの効果」その歴史やヨガとの違いから解説!

ただ、要約すると、

☑︎ 正しい動きや姿勢を習得する中で、筋肉のバランスや骨を配列を整えるエクサイズ
☑︎ ヨガは宗教的ポーズから派生。ピラティスはリハビリから派生したムーブメントの習得(ポーズではなく、正しい動きの習得)
☑︎ 使えていない筋肉は鍛え、使いすぎている筋肉はリラックス&ストレッチング(筋トレとストレッチのハーフ&ハーフで、筋バランスを整える)

様々な効果がありますが、このような内容で、解釈していただけたらと思います。

ピラティスの痩せ効果とは?

まず痩せるというと、さまざまなイメージがあるかと思います。
幅が広くさまざまな解釈が可能な言葉で、「ダイエット(減量)して痩せる」「引き締めて痩せる」このような解釈が主な2つになるかと思います。
そこで、この2項目を説明して行こうと思います。

ダイエット(減量)して痩せる

まず、ダイエットということで、これも毎回触れているのですが、そもそもダイエットって「栄養療法」のことを指します。
栄養を減らして減量というよりは、この栄養素を摂ると健康になるといったプラスの栄養的視点をもとに成り立つということは、片隅に置いておいてください。

それも踏まえて、今回は、減量をダイエットと呼ばせていただきます。

なんか面倒臭い奴みたいでごめんなさい笑
ただ、こちらの方が伝わりやすいのかなと思いまして。

ということで、本題ですが、ピラティスによる減量効果はあります!
これも以前投稿しておりますので、より詳しく知りたい方は、ページ下部に載せたページをご覧いただけたらと思うのですが、要約をするとこのような感じです。

☑︎ ほどよい強度の筋肉活動による脂肪減少
→ 種目によっては、きついものもありますが、ピラティス特有の呼吸で酸素をしっかり吸い込みながらの、ほどよい強度の運動活動で脂肪がエネルギーへと変化します。

☑︎ 強度の高い種目で糖質減少
→ 「酸素あり+低強度」で脂肪減少ということなのですが、実は、「酸素なし+中強度」で、筋肉の中に蓄えた糖質が減少します。
ピラティスは、ストレッチ的要素が強い種目もあれば、きつい筋力トレーニング的要素の強い種目もあります。
特に、息を止めて、いきむ程度の運動では、筋肉内にある糖質(筋グリコーゲン)が多く使われるため、体脂肪になる大元である、糖質を体内で減少することが可能ということです。

☑︎ メンタル面の安定による減量効果
→ 減量とは体の中で不足をつくるもの。ゆえに、体にも負担が掛かりますし、脳にも負担を掛け、メンタルを一定に保つことが通常より難しくなります。
なので、運動活動や呼吸により「自律神経バランス」を正常に保つことがとても重要になります。
直接的な効果ではありませんが、ダイエットを成功させるための大切な要素と言えます。
さらには、ピラティスで全身が整うと、体が軽くスッキリした感覚が強く得られます。
このとき、脳は幸せホルモンを大量に分泌し、ダイエットによる「不足」を「満たす」に変換してくれます。

といった感じで、ダイエットの側面でもピラティスは効果を示すことが理解できるかと思います。
特に、減量のストレスは計り知れないものですし、ピラティスのメンタル面への効果は、無理なく痩せるという部分で、大きな手助けとなるはずです。

引き締めて痩せる

ここについては、「やはりピラティスだよね!」と強く言ってしまうのですが、私がお伝えしているピラティスの定義から理解できるかと思います。

ピラティスを知る!の項目に記載した通り…
「正しい動きや姿勢を習得する中で、筋肉のバランスや骨を配列を整えるエクサイズ」ということでした。

より具体的に言うと、これは、動きや姿勢の習得の中で、これまで、①「使われずに眠っていた筋肉」が活動し、②「使い過ぎていた筋肉」が適度にリラックスできるようになるという意味になります。

ちなみに、①「使われずに眠っていた筋肉」の特徴としては、サボってタラ〜ンと伸びてゆるんでいることが多く、二の腕やお腹、お尻がその典型ですね!
(中には、使われずに弱く固くなっている筋肉もありますが。)
要するに、これらが的確に活動し、キュッと引き締まるというと言うことです。

そして、逆に、②「使い過ぎていた筋肉」の特徴としては、頑張りすぎて短く硬くモリッとなっていることが多く、太ももやふくらはぎ、腕の力こぶがその典型です。
と言うことは、これらは、緊張がとれ、モリッとした太さが解消されるという事なのです。

ピラティスは、筋バランスを整えることに特化したエクササイズ。
こういった伸びてたるんでいる部位の引き締めや短く硬くモリッとしている部位の引き締めにも最適ということなのです!

ピラティスがしなやかに引き締まるわけ

ちなみに、ピラティスには過度な重さによる負荷は存在しません。
バーベル、ダンベルのような重りの負荷は使わず、掛かる負荷は、重力と、もし器具を使うならば、バネの負荷程度です。

でも、前項でお伝えした通りの理由で、ピラティスは引き締まります。
しかも、女性特有のしなやかな丸みを保ったまま

逆に、重りを挙げることを考えてほしいのですが、1つ質問です。

「体重50㎏の男性が150㎏のバーベルを挙げる姿」と「体重100㎏の男性がバーベルを挙げる姿」

どちらが連想しやすいですか?

おそらく、後者をあげる方が多いかと思います。
そして、前者と後者の姿を想像したとき、違うことは何なのでしょうか?

それは、細い太いといったボリュームなのではないでしょうか。

そうなのです。人は重量をあげるとき、それ相応の筋肉によるボリュームが必要になります。
もちろん、男性ホルモン、女性ホルモンによる違いはありますが、重りを挙げるにはボリューム、すなわち、筋量は不可欠です。
女性でも重りを挙げる時のような瞬間的なパワーを要するスポーツをしているアスリートは、やはり筋肉質で大きな体をしていますよね。

話が極端かもしれませんが、体のメカニズムは、アスリートだろうと一般の方であろうと同じです。
逞しい体が欲しいのならば良いのですが、そうでなければ、重りだけの負荷を過信するのは、少し疑問が残ります。

もし適度な筋肉を保ち、たるみや太さを解消したいのなら、重さを重要視するのではなく、先ほどお伝えした通りの「筋バランス」を整えれば十分なのではないでしょうか。
その上で、もう少しボリュームが欲しいのであれば、筋バランスを整えた上で、重さによるボリュームを増やして行くのがベストかと思います。

こう言うと、重りを挙げるトレーニングでは、筋バランスが整わないように聞こえるかもしれませんが、そういうことではありません。
パワーの発揮に適したアウターマッスルと関節の制御に適したインナーマッスルの特性から見て、どちらが筋バランスを整えることに適しているかの話として捉えていただけたらと思います。
逆に、ピラティスエクササイズでも動きの強度をアップして筋量を増やすことも可能です。
ただ、求めるボリュームによりますが、重りを挙げることに比べると限界はあります。

と言うように、皆さん価値観があるので、どこを求めるかによって違ってはくるのですが…

筋バランスを整えるピラティスは、モリッとした硬さが解消し、女性特有のしなやかな柔らかさを取り戻すことができたり、ピンポイントにたるみを引き締めることができる、さらには、メンタルヘルスも保ちながら痩せることができる素晴らしいエクササイズだと私は思います!

ピラティスのことやヨガとの違い、その効果・特徴をいくつか載せておきますので、良かったらご覧頂けたらと思います。

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